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東北地方太平洋沖地震被害に対する支援について

2011年3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。

日本ナショナルインスツルメンツ株式会社(以下NI)では、被災地の一日も早い復興をお祈りするとともに、日本のものづくりにおいても一日も早く復興させるべく、日本のエレクトロニクス関連企業をはじめとした企業や教育機関に向けたできる限りの支援を行ってまいります。

 

ものづくり復興支援助成プログラム

2011年3月11日、東日本で国内観測史上最大級の大地震が発生し、その後に起きた津波は、各地の海岸地域に壊滅的な被害をもたらしました。今も被災現場からは大震災の爪あとの深さと悲痛さを実感するばかりです。また震災によって引き起こされた福島原発での事故では、困難を極める復旧作業の長期化が避けられず、放射能の拡散という不安にさらされています。これらの被害に加え、計画停電の実施や部材調達難に起因する生産縮小など、大震災の影響は企業活動に広がっています。

ナショナルインスツルメンツ(以下NI)はこれまで、世界中のエンジニアや科学者に対し、彼らが革新的な新製品や技術を開発できるよう支援してまいりました。今回の震災にあたっても私たちのこの考えは変わりません。復旧や復興に向けて、企業や技術者の皆さまを積極的に支援していきたいと考えております。この度も復興に向けて私たちに何ができるかを熟議した結果、「働く場の再生」が重要であるとの結論に至り、開発や生産の拠点といったものづくりの最前線に対する支援活動によりいっそう力を注ぐことを決意しました。

「ものづくり復興支援プログラム」として、既に、NI製品をご利用いただいている被災企業や被災者の方々には、システムの点検や修理・復旧をサポートするサービスを実施しておりますが、このたび新たに日本の復興を支援するために、助成プログラムを以下のように創設いたしました。このプログラムはNI製品をお使いか否かに限らず、これからの日本の復興の後押しにつながる製品や技術の開発に挑む企業や自治体、研究機関、エンジニア・科学者の方々を対象に、NI製品やトレーニングを無償で提供する助成プログラムです。

 

プログラム詳細

 

「ものづくり復興支援助成プログラム」は、新技術や革新的な製品の開発を通じて、日本の復興を支援することを望む企業や自治体、研究機関、エンジニア、科学者を対象として、その活動の立ち上げを支援するために設立されました。例えば、製造業における電力不足を補う技術の開発、放射能の不安に直面している農業・水産業の方々や医療の現場に従事されている方々に役立つ製品や技術の開発を支援します。

また震災への備えを念頭に、地震や津波、そして台風といった自然災害による影響を回避するための、あるいは最小限に抑えるための新製品や技術の開発に対しても支援を行います。

支援対象として選ばれた団体には、NIのハードウェアやソフトウェア製品のほか、設計や試作、実装、製品テストといった全開発工程においてエンジニアがサポートいたします。また、当社のハードウェアやソフトウェアを使いこなす上で必要なトレーニング・サービスも提供いたします。(最大で総額300万円相当)

日本の復興を支援する技術の例:

  • 電力不足を補う技術
  • 放射線量の高い地区で働くロボット
  • 土壌・水の調査・検証システム
  • 行方不明者の探索をサポートするロボット
  • 津波探知システムおよび警戒システム
  • 低コストの放射線測定システム など

これらは、復興を支援し、自然災害による被害を回避・最小化する製品や技術のほんの一例にすぎません。上に例示したものに限らず、皆様方の自由な発想で独自の製品や技術をご提案ください。支援対象として選ばれた開発案件に関しては、当社は最終段階までサポートを行い、共に挑んでいきたいと考えております。皆様が想定中の製品・技術が助成プログラムの対象になるかどうかについては、お問い合わせください。

 

お申込み方法

 

本プログラムの受付は終了いたしました。

ものづくり復興支援助成プログラムの実施

NI製品をお使いのお客様、パートナー企業、教育機関への最大限のサポートを提供します。

 

  1. 「ものづくり復興支援ホットライン」の設置 このたびの震災で被害に遭ったお客様の計測・制御システムの専用相談窓口「ものづくり復興支援ホットライン」を設置しました。
  2.  

  3. 計測・制御システム点検サービスの実施 ソフトウェア、ハードウェアを問わず、地震や津波により被害にあった計測・制御に関わるシステムの点検や交換、復旧、また、問題の切り分けをお手伝いします。
  4.  

  5. 修理復旧対応について 修理や交換が必要と判断された製品に関しては、ただちにお手続きします。
  6. ・製品の動作テストは無償にて行います。 ・交換や修理は、価格・期間とも特別に考慮させていただきます。 ・現品の確認が不可能なシステム・製品についてもご相談ください。ご購入履歴により同じシステムの復旧が可能です。 ・震災によりライセンスを喪失したソフトウェアに関してもご相談ください。できる限りの早急な対応をさせていただきます。 【注意】浸水、落下等による破損がある場合には、お客様ご自身で通電せずに、直接ホットラインへご連絡ください。

     

  7. 校正のご相談について 被害を受けた計測・制御システムのより迅速な復興のために、NIでは国内の校正パートナーとの協力体制をとり、お客様のニーズにお応えします。
  8. ・診断のみ(診断書のみ発行・低価格) ・校正証明書発行 ・システム全体の校正(NI品のみ、他社品を含んだ校正いずれも可) ・NI製品以外の校正

     

  9. 大規模設備再構築について 今回の震災の影響により、設備再構築に向けたハードウェア・ソフトウェアを含むシステムレベルのサポートを必要とされるお客様には、システムインテグレートサービスを優先的にご提供します。 状況に応じて、弊社及びパートナー企業で連携して対応させていただきます。
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  11. オンサイトサポートの実施 ご要望に応じて、現地でのサポートを実施しております。ご希望の方は、お見積りしますので、お問合せください。 ※交通機関の状況等により、訪問が不可能な地域については、個別に対応させていただきます。
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  13. NI製品を長く安心して使っていただくために 今回の被害を免れた製品・システムに関して、通常、製品購入時だけに提供している『ハードウェア延長保証』を特別に販売します。詳しくはお問い合わせください。
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  15. 保険適用のための各種証明書について 保険金の請求や融資の申請等の用途で、各種証明が必要な場合は、「ものづくり復興支援ホットライン」まで、お問合せください。製品が修理不可能である旨を証明する書面を、弊社エンジニアの製品テスト後、すみやかに発行させていただきます。
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    【ものづくり復興支援ホットライン】※受付は弊社営業時間に準じます。
    Tel: 0120-707645(フリーダイヤル) 03-5401-7844   E-mail:nijhotline@ni.com

    *「ものづくり復興支援プログラム」におけるサービス内容は、随時更新します。 上記に記載のないサービス、お客様のご要望がございましたら、ぜひ、ご意見をお寄せください。復興に向け、できる限りのお手伝いをさせていただきます。

     

    ものづくり復興支援プログラム実施にあたって

     

    震災後、北日本地域に拠点を構える複数のお客様にお話をお伺いする機会がありました。多くのお客様が、「非常に深刻な損害を受けており、復興までにかなりの時間が掛かる」とお話をされておりました。普段から「グラフィカルシステム開発」を基調にして、日本のものづくりの加速を訴えてきた弊社としては、非常に大きな衝撃を受けました。 私たち日本ナショナルインスツルメンツは、この災害により大きな影響を受けた企業様が、できる限り早く元の状態に戻り、それぞれの企業がさらなる飛躍をすることが、日本のものづくりを復興させるための鍵であると考えています。そこで弊社ではお客様の視点から、既成の概念にとらわれない様々な復興支援を行うことを決定致しました。 今回の「ものづくり復興支援プログラム」を通して、多くの方にできる限り早く、この思いが届くよう願っております。

     

    2011 年 3 月 28 日 日本ナショナルインスツルメンツ株式会社 代表取締役 池田亮太

義援金について

 

・ナショナルインスツルメンツ米国本社より、10万ドルを米国赤十字社「Japan Earthquake and Pacific Tsunami Fund」へ寄付

 

・米国本社社員による寄付に「マッチング・ギフト・プログラム*」を適用し、全ての義援金を米国赤十字社「Japan Earthquake and Pacific Tsunami Fund」へ寄付

 

・日本NIでも同様の「マッチング・ギフト・プログラム」を実施し、日本国内で集まった義援金を日本赤十字社へ寄付

 

*「マッチング・ギフト・プログラム」とはNI社員からの寄付と同額をNIが拠出(マッチング)し、寄付を行う活動です。社会貢献のための手段として1960年代アメリカで生まれた活動の一つです。